
パーツの未来をつくる 私たちは未来に向け、社員一人ひとりと心を留めあい、 パーツのこれからをつくっていきます。
HISTORY カネエム工業の歴史
カネエム工業株式会社は、創業から70年以上にわたり、衣服やカバン、靴など、生活に身近な製品に活用されている
金属パーツを手掛けてまいりました。
たかがハトメ、されどハトメ。この小さなパーツから始まった創業ストーリーを紹介いたします。

(創業~1982年)
1969年〜1980年
モリト(株)社長

(1982年〜2012年)
モリト株式会社の
製造部門協力会社として設立
当社は、ハトメ・ホック、マジックテープ等の服飾の付属品(パーツ)を100年以上前から提供しているモリト株式会社のハトメ専用の製造工場(協力会社)として1947年10月2日に大阪府中河内郡翼村字四条(現在の大阪市生野区巽)に設立されました。
(初代社長の西谷忠雄は当時、(株)森藤商店常務、後にモリト(株)社長、会長を歴任)
モリト株式会社は、明治41年、森藤壽吉翁がハトメ・ホックの森藤商店を創業。船場に移転した大正5年には商標を
より現在の
に変更しました(社名は1963年に森藤株式会社に、1976年に現在のモリト株式会社に改称)。
終戦後の1947年5月に再発足した森藤商店の製造工場として設立されたのが森藤金属工業株式会社(現:カネエム工業株式会社)でした。
その後1962年4月に現所在地である八尾市泉町に工場を移転。1971年8月に社名をカネエム工業株式会社といたしました。





わずか三種類の
ハトメの製造からのスタート
設立当初はプレス機械5台を中心に、靴に使用される僅か3種類のハトメの製造から出発しました。その後、ベルトや靴用に企画提案した80種類の変形ハトメ(MKシリーズ)が大ヒット。1965年、オーストラリアの同業メーカーの製品にヒントを得て、2代目社長島田恒幸が試行錯誤の末に順送プレス絞り加エによって先端を針のように尖らせたプレス加工品の開発に成功、1967年、このプレス加工品を「ロバストタックス」と名付けジーンズリベットやジーンズボタンを留める足として販売を開始しました。(従来のジーンズリベットやジーンズボタン用の足には主に釘状の線材加工品が使用されていましたが、コイル材による多連式の金型を用いた順送プレス加工による生産は、機能面は勿論のこと生産性も大幅に向上させる画期的な製法となりました。)
1970年、当時、日本の若者の象徴としてジーンズが一大ブームとなったタイミングと合致して用途開発に成功した新商品「ロバストタックス」が広島県備後地区のジーンズ縫製工場向けに爆発的に売れ出し、また、海外向けでも欧州各国を中心に本格的に輸出されることになり、会社の飛躍的発展の原動力となりました。
その後、1976年に当社独自の技術開発により苛性ソーダを使用した金属の表面処理加工である真鍮のアンティック仕上げ(現在のABL色)とニス加工(金属表面のコーティング処理)を実現しました。1994年には、順送プレス絞り加工による一体型の糸付けボタン用の裏足(SSシリーズ)を開発。2003年、他社に先駆けて、異素材であるスワロフスキー製のクリスタルを組み込んだジーンズボタンのNASシリーズ)の開発。2009年、トランスファー加工によるブラインドホックのゲンコパーツの開発(5050と5301)。2017年には事業譲渡によりランス鋲の生産を開始。これからも、3種類ハトメから始まった順送プレスによる絞り加工技術をベースに、独自技術を進化させながら、さらなる用途開発に努めてまいります。
FLOW ジーンズボタン製造の流れ
お客様が作成された版下データからデザインデータの彫刻、プレス加工、メッキ加工、組立により
オリジナルデザインのジーンズボタンが完成します。
ラフな手書きデザインからのデータ作成や小ロットにも対応可能な生産体制を整えています。
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